| 「浅草」駅前から北へ向かって江戸通りを走り、「三ノ輪」駅、 「入谷」駅前を通過し、浅草に戻る「北めぐりん」。浅草寺にお出掛けするならこちらの路線で。 |
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地下鉄にJR、東武、京成と、鉄道交通機関の駅が点在している台東区。都営バス路線も充実しており、一見便利な地域ですが、それぞれが離れた位置にある上、浅草北部においては交通利便性の低い地域も存在していました。
2001年6月29日、台東区はその不都合を解消すべく、台東区循環バス「めぐりん」の運行を開始しました。当時の走行ルートは、今の「北めぐりん」ルート一本で、交通不便地域を通りながら鉄道駅や公共施設を循環するものでした。
その後運行は順調に進み、開始してから3年後の2004年4月24日には、南部を循環する路線が加わります。この時より、北部を走るバスを「北めぐりん」、南部を走るバスを「南めぐりん」と呼ぶように名称変更がされました。 |
「北めぐりん」は赤色を、「南めぐりん」は緑色をトレードカラーとしたデザインが施されています。
移動手段としての乗り物に留まることなく、乗ることを楽しいと感じられる車体となるよう、どちらの車体も古き時代の列車を彷彿とさせる造りになっています。
乗車定員はどちらも33人で、座席は16席あります。進行方向を向いた座席と、壁伝いに並ぶ座席の両方が据えられていて、都営バスをそのままコンパクトにしたような構造です。
料金は距離に関係なく先払い一律100円(小学生未満は無料)。台東区独自のサービスで驚けるのが、1回まで北と南のどちらへも無料でバスを乗り換えることができます。
なお、区民公募で集まった「めぐりん」という愛称には、循環バスに乗ってまちをめぐり、心弾むめぐりあいが生まれてほしいという願いが込められているそうです。
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コミュニティバス「めぐりん」運賃 |

・100円均一(就学前の幼児、2名同伴まで無料)
・1日乗車券・・・300円(当日限り何度でも乗り降り可能です)
・専用回数券(車内で発売) 11枚綴り・・・1,000円
・1ヶ月券・・・3,000円/月
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| ※シルバーパス・バス共通カードは使えません。
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| 年数と共に味わい深くなる赤い椅子。後方部は、段差で高い見晴らしの仕様となっており、子どもだちに人気の高いポジションです。 |
| 中央降り口の向かいに置かれた二人掛けの座席は、車椅子と共用座席です。座席を折りたたむと、車椅子利用の方が握れる手摺が表れます。 |
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| バス3つめのドア。電動で開閉される乗り降り口のドアと別途、手動レバーで空けられる非常ドアが設けられています。 |
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「北めぐりん」は、「浅草」駅を起点に、「三ノ輪」駅、「鶯谷」駅、「入谷」駅付近を経由し、反時計回りに1周を約45分かけて循環します。
「南めぐりん」は、「上野」駅を起点に、「浅草橋」駅、「蔵前」駅、「田原町」駅付近を経由し、反時計回りに1周を約43分かけて循環します。
どちらの路線も公共施設や地元商店街をつなぐルートになっており、一方向に15分間隔で停留所を通過します。
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今回は「生涯学習センター北」から乗車!
バス停の前では、小さな子どもを連れたお母さんから、前かがみにガラガラ(身体を支える四輪車)を押すおばぁさんまで、たくさんの人が集まり賑わっています。その光景から、バスがどれほど地元に馴染んでいるかが伺えます。
「ポッポー」。心に蒸気機関車の音が届きました。「めぐりん」の姿が段々と近づいてくると、デパートの屋上に置かれた乗り物に無邪気に喜んでいた幼少の頃のトキメキが甦ってくるようです。
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| 「北めぐりん」と「南めぐりん」の両車両が停車する「生涯学習センター北」停留所。
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やってしまいました・・・。ロマンティックなデザインに浮かれ、色の違いに気を配ることを忘れていました。
でもこんなとき! 1回まで無料で乗り継ぎできる“乗継券”が救ってくれます。運転手さんからそれを貰い、次のバス停「入谷地区センター」で下車して、再び「生涯学習センター」まで歩いて戻る事にします。 |
バス停から最寄りの“言問通り”へ足を向けると、車道を挟んだ先に“こごめ大福”という文字が飛び込んできました。
おや? バスを乗り間違え、意気消沈したと思いきや、足取りは弾み、気づけば店の中で大福もちと睨めっこをしていました。
草もち、いや、白、どちらを食べようか・・・。こんなボリュームある大福を2つも平らげるというのは欲張りすぎだし。
編:「すみません。こごめ大福を自宅用に、それぞれ1つずつ、それから草もちをひとつ、今食べられる包みで下さい」
最も後悔しない買い方を慎重に考え、帰ってからのお楽しみに2つと、旅の契機づけに1つがベストバランスであると納得したのです。
鞄にも入っているという状況は心を落ち着け、また、それがひとつでないということが、コソコソともったいぶる小さな心を捨て去り、バス停に歩き始めた早々、大口で大福にかぶりつきました。
コンガリ焼き色が旨そうなこごめ大福は、一般的な大福の2倍の高さがあって、一口には収まらない厚みに餡がずっしり詰まっています。お餅はつぶつぶした食感のある七部つきで、手作りな味わいにホッと心が和んでゆきます。
編:「ボリュームあるけど、上品な甘さが胃に軽く収まっちゃう」
自宅用に1つではなく2つ買っておいたことが正解であったと、ニタニタと、ご満悦にバス停までの道のりを歩みます。
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| Address |
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台東区松が谷4-28-3 [地図を見る] |
| Tel |
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03-3842-4617 |
| Open |
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9:45〜19:00(日/祝日〜18:00迄)
水曜日定休 |
| Menu |
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こごめ大福(白もち、草もち)
1ヶ・・・210円 |
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〔竹皮入り(進物用)〕 |
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6ヶ入り・・・2,048円 |
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8ヶ入り・・・2,520円
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12ヶ入り・・・3,465円 |
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| 根岸に本店を置く竹隆庵 岡埜。こごめ大福が特に人気で、毎朝届けられる約400個のこごめ大福は、夕方には売り切れになってしまうほど。 |
| 進物用で、いちばん注文を受ける「こごめ大福8ヶ入り」2,520円。白餅、草餅、それぞれ4つずつ、竹皮のケースに並びます。 |
| 大福のほかにも、生菓子から焼き菓子まで、魅力的な和菓子が多彩に陳列されています。 |
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バス停「生涯学習センター」から、赤色のバスを確認し、北めぐりんに乗車します。バスは浅草町内をぐるりと巡って浅草寺の方角へ進み、賑やかな「浅草」駅界隈に抜け出ました。
一旦ここで途中下車。
雷門通りと江戸通りがクロスする交差点に向うと、 100年の時を刻んだ「神谷バー」が、貫禄十分に高くそびえ立っています。一階に並ぶショーケースには、当時流行っただろうモダン洋食が並び、幸せな家族の肖像が想像されます。
その反対、隅田川沿いに目を向けると、水上バスの乗り場があり、そのさらに向こうに、すこぶる存在感で主張してくる、金色のモニュメントがあります。川面がキラキラと輝く小春日和のなか、その姿を無視できず、時折チラチラと視線を飛ばして意識しながら、川沿いに続く墨田公園を歩くことにします。
しばらく公園を歩いていると、釣り竿が3本、自転車が1台、おじさんがひとり、視界に入ってきました。都心部では、釣り掘り=魚釣りと思っていたから驚きです。
編:「すみませ〜ん。何が釣れるンですか?」
おじちゃん:「ハゼだよ。でも今日はダメ。1匹だけ」
編:「ハゼ?」
はて・・、ハゼがどんな魚だったか、スーパーで見た記憶を辿れど辿り着けず、おじさんのいる川辺へと階段を下りて行きます。
編:「釣れた魚、見せてもらってもいいですか?」
おじちゃん:「その網の中におるよ。ちょっと待って」
快く承諾してくれたおじさんは、紐を解き、中の魚を表に出して見せてくれました。透明感のある肌色をしたその魚は、ヒョウヒョウとした目をしながらじっとしています。けれどこちらの様子をうかがいながら不意をつき、ポヨン、ポヨンと全身ジャンプで川へ移動している模様・・・。
編:「あっ、逃げちゃう」
声と同時に、おじちゃんが機敏な動きでキャッチ。川の位置を知り、そっと逃げだす秘策に出たハゼ。その頭脳にも驚きましたが、おじさんのほうが一枚ウワテであったようです。
しばらく歩くと橋の下へ出ました。やや薄暗いその下を歩いているとグワングワンと視界がグラつきます。二日酔い? いや、どちらかといえば乗り物酔い。
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| 浅草駅前のシンボル的存在の神谷バー。創業明治13年から、いい意味で変わらない雰囲気と味を供するレストランバー。 |
| 浅草駅前のスクランブルに立ち、隅田川を向けば、あっあっあっ、金色の・・・!その手前にはお台場などへ向う水上バス乗り場があり、墨田公園が続いています。 |
「ちょっと、待ってね」とおじちゃん。
・・・! 網のなかでも、見えたのですが。 |
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これはおかしいぞ、と立ち止まり、歩いた道をじっと眺めてみると、川が波打つたびに、道も上下にバウンドしていました。道と思っていたものが、川面に浮く橋というオチで、ひとりで苦笑。
不思議な道(橋)もあるものだと、新しい遊び場を発見したような気分で歩を進め、その先にある「台東リバーサイドスポーツセンター」から公園を抜け、再びバスに乗車することにしました。 |
「リバーサイドスポーツセンター前」からしばらくバスに揺られ、観光兼、休憩をすることに。バスは途中、一葉記念館(明治文壇の樋口一葉の原稿や手紙、遺品などを展示しています)の前を通り、「三ノ輪駅前」、「鶯谷駅前」を巡りました。
入谷駅前に抜けたところで、人が出入りしているパン屋さんを見かけ、思わず車内ボタンに手が伸び、最寄のバス停「入谷ふれあい市場前」で途中下車。
通り過ぎた道を戻り、店を窓越しに覗いてみると、広々とした店内にズラッと創作パンが並んでいます。これは発見しちゃったかもと、ニョキニョキ店内へ潜入。
店内入口付近には、天然酵母(ほしの酵母)を使用して発酵させた、主にハード系のパンが並び、その一画を抜けると、創作パンが定番のものから、他にない斬新な味のものまで、隙間なく並んでいます。それらパンの表情にドキマキしながら視線を上げると、ガラス窓の向こうに職人たちがパンを作る姿を確認できます。店内から工房が一望できる造りになっているから驚きです。
店頭に並ぶパンの種類は日々約160種。クリスマスやひな祭りなど、季節のイベント事にあわせたフェア限定のパンの他、毎月数種類のパンが新顔とバトンタッチ。発案されるパンには、スタッフの他、お客さんからリクエストされた品もあるそうで、まさに暮らしの中のパン屋さんです。
人気がイマイチだったパンの寿命は短く、好評だったパンは、売れ行きが停滞しない限り作り続けられるとのこと。気に入ったパンが出たときには、「このパンにやみつき!」と噂を広めるのがキープするコツ?? そんなイベントを楽しむような策が頭を過ぎります。
作り手を確認できる開け放たれた工房の先で、ユニークなパンが飽きさせないバラエティで並ぶ街のパン屋さん。通える距離に住まう皆さんが羨ましい。
編:「念には念を。でも両手一杯は、ちょっと欲張り過ぎたかな」
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| Address |
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台東区入谷1-18-7 [地図を見る] |
| Tel |
: |
03-3871-2333 |
| Open |
: |
7:00〜20:00 無休 |
| Menu |
: |
超〜ロング・・・399円 |
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天然酵母ピザOH!HOT・・・250円 |
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クランベリー・ノア・・・1/2本270円 1本540円 |
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板チョコぱん・・・150円 |
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| 窯につながるエントツとどっしりした石壁が異国感を醸すグーテ・ルブレ。 |
| お店入ってすぐのコーナーには、天然酵母を使用して作られたパンが並びます。人気は長〜いウィンナーがフランスパン生地に包まれた「超〜ロング」399円。 |
| パンを選びながらパン作りの模様を確認できる店内。惣菜パンから菓子パンまで、多種多様のパンが並びます。
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